御主人様へ・・・ 私はこのごろとてもしあわせだ。貴方はこれといった直接的な言葉を私にかけてくれるわけではない。でも・・私はほぼ完璧に貴方から発せられるオーラを受け取ることができるようになってきた。私が貴方に教えてもらったこと。無でいる快感。何にも考えず、ただひたすら無の自分を楽しむ。そうすると、必ず貴方からのオーラを全身に感じる事ができる。これは、強がりなんかじゃなく、自分でも本当に不思議なんだけど嫉妬、独占欲、束縛、不安・・・それらの感情がすべてなくなる。だから、貴方がどこで何をしていても、たとえば他の女の髪を掴み貴方自身を咥えさせている所を想像しても・・・たとえその場に私がいたとしても、今の私はきっと穏やかな気持ちでいられる自信がある。そんな事あるわけがない。って貴方は思うかもしれない。でも、何だか今の私にとって、そんなことはどうでもいいことだ。私はわたし。ただひたすら無になって貴方からのオーラを感じる。貴方のすること、話すこと、すべてを受け入れる。それが私にできるすべてだ。貴方への毎朝のモーニングコール。眠たそうな貴方の声。「・・・うん・・・。」その一言で私はその日一日穏やかで しあわせにすごすことができる。私がその日貴方が話す一番最初の言葉を聞くことができる。私は今 とてもしあわせだ。