緊縛
緊縛とはどういうことか考えてみる。主と従の関係において、 主が征服感を感じるのが一つ。自由を奪い従に屈辱を与えるのが一つ。そして、従に身体的拘束をもって、快感を向き合わせるのが一つ。快感を向き合わせる、これは、どういうことか。あまりにも感じすぎると、身体が逃げてしまう女性がいる。これは、単に慣れていないというのもあるのだけれど、おかしくなりそう、または死んじゃいそうで怖い、と言う女性がいる。これは 理性を保つための生体に備えられた防御反応なのだろうか。それとも、イクという感覚と、死ぬという感覚は似てるものかもしれない。だから 逃げてしまう。後一歩で、というときが多い。だが、緊縛を取り入れると、どうなるか。調教が始まり、縛られているとき貴女は 一抹の不安を感じるかもしれない。しかしそれは、直ぐに快感に変わる。貴女は身体拘束をされ、主の責めを受けるだろう。そして、初めて貴女は本当の快感と向き合い、十二分に味わうことができる。また、貴女は、一時記憶が飛んだり、気を失うかもしれない。しかし、心配することはない。感覚は似ているかもしれないが、イクことはあっても 死ぬことはない。経験の在る主なら絶 対ないといっていいだろう。貴女が、調教を終えた後、縄を解きほぐされた瞬間、貴女は生まれて初めて、五体満足に気づくだろう。別れた後に、貴女は縄の跡をみて、その一時を、再び思い返し胸が熱くなることだろう。逆にいうと、調教に緊縛を取り入れたほうが、短時間で本当の自分に辿り着くことができる。早く見つけたいか、ゆっくり見つけたいかは、もちろん貴女次第だ。緊縛に対するイメージが貴方の中で変わっただろうか?

戻る