温もり
愛しい人に対して何かをしてあげたい。助けてあげたい。でも、なにをしたらいいかわからなければ、ただ抱きしめればいい。相手に与えるその温もりが、貴方が与える最大の癒しとなる。この世に生を受けた以上、貴方は必ず誰かを幸せにする。まだ出逢わない誰かを。体全身で受け止めた温もりは自分の体の隅々にまで運ばれ、それは行動となり、言葉となる。そして次逢うべき貴方に注がれてゆく。
私は今まで沢山の温もりを頂いた。また沢山の温もりを与えたと思う。そしてこれからも続いてゆくだろう。
お互いの様々な温もりを、体の様々な部分で受け止めて、そしていつかは自分の元へ帰ってくる。貴方が感じている温もりは、既に貴方が与えた温もりの一部であるのかもしれない。2004.5.16 heartz