2002.11.12 自分自身に本当も嘘もない。光の加減や角度によって物の色や形が変化するように、人の心も変幻自在。環境により出会う人により体調により天気によりコロコロと変化し、様々な自分を感じたとしても全て自分自身。全て現実。嘘をついても、縛られて感じても、意地悪言っても、牛丼が好きでも河豚が好きでもSでもMでも。自分自身に限りはない。本当の自分とか嘘の自分というフレーズに振り回され心の広がりを封じてしまうのはつまらない。何かと制限のある日常、せめて自分の心くらいは許し、認め、解放したい。
2002.10.28 誰かの幸せを祈ることがあっても幸せにする義務はないかもしれない、しかし不幸にする権利などあるはずもなく、選択肢を奪うなど許されない。歴史の不幸を背負い、人生の選択肢を奪われ、諦めと忘却から始まったであろう24年間を生きた方々が再び選択肢を奪われることがありませんように。幸せな選択を以て帰国されることを祈ります。『ブルーリボン運動』に賛同する一人として。
2002.10.13 無条件に愛される経験は心の土壌を肥やしてくれる。多くの人は人生の始まりから親や家族に無条件に愛される体験を持ち自分を認め自分の全てを引き受けることができるようになる。そして肥えた土壌を持つ心はやがて無償の愛を、与える喜びを、受けとめる大きさを持つのだろうと思う。自分が誰かに愛されて生きているということ、同じくらいに愛してきたことを時々思い出してみる。自分をもっと好きになれる。自分自身をもっと大事にできる。