涼子日記を読んでの感想…… この前、始めて涼子さんの日記を読んだ時はすごいショックだった。たしかに自分だけの heartz様じゃないってよくわかってるつもりだったし、理解もしてるつもりだった。でも 涼子さんの日記はあまりにも現実で、そして痛いくらい気持ちがよく出てて…気持ちがわかるだけに私はとてつもない憔悴感に襲われてた。だからもうheartz様の事を思うのはやめよう…と思った。いきなり感情をありのままぶつけたのに、それを理解してくれて受け止めてくれたheart様を少しだけ独占できたような気でいた。わけのわからないいらだち、孤独感、寂しさ…。私は思い余って他の男と寝た。私には今付き合ってる、私の事を大切にしてくれる男は数人はいる。でも…寂しさはよけい私の全身を襲ってきた。その日はメールも打てず、夜になってベッドに入ったら、涙があとからあとから溢れ出して、自分でもこれが何を意味する涙なのか、理解に苦しむほど感情を押さえる事ができずにいた。…その時だ heartz様からの短いメールが入ったのは。「元気にしてるか?」なんという男なんだろう!まるで私が こんな状態である事を見透かしているようなメール。しばらく返事を返せず、やっと「寂しい」と返事を送った。しばらくして「黙って俺についてこい」とメールをもらった時も(一体この人は何人の女にこんな事言ってるんだろう)とよけい悲しくなって返事もかえさず、涙でグショグショになった顔を洗いに行って、ベッドに戻るとまたメール。「泣くなら俺の胸で泣け」…もう どうする事もできずに、何も考えられずに、電話番号をプッシュしてしまった。なぜか外はすごい風。嵐のような風がふいてた。…まるで私そのものだった。「悔しいか?」そう言われた時、やっとわかった。私は悔しかったんだ。やりばのない悔しさ、嫉妬。それらの感情が私を支配してたんだ。しばらく話してるうちに ずい分気持ちが落ち着いてきた。heartz様の、「俺は俺のやり方、お前はお前のやり方でいい」と言う言葉を聞いた時、不思議と私の心はスーッっと軽く、そして暖かいものに包まれた。そうか…そうなんだ。他の人と比べるから余計な感情に苦しめられるんだ。私は私なりのやり方、愛し方でこの人にぶつかっていけばいいんだ、と思った。だから私は今はとても暖かい居心地いいオーラに包まれているような安心感でいる事ができる。今のこの瞬間を大切に、そして私なりの愛し方で これからもやっていこうと思う。いつの間にか風がやんでた。 それに気づいた時heartz様が言った。「こっちはすごい風がふき出したぞ」って…。……heartz様、いつもながらの長々メールでごめんなさい。何か こないだの気持ち、ちゃんと残したくてメールしました。呆れてる貴方の顔が目に浮かぶよ…(笑)