heartz日記
突然のメールに思わず目を疑った。
それは、若かりし頃に付き合っていた彼女からのメールだった。
彼女は本を出版していた。
その宣伝のメールだった。
そのこと自体に驚きつつ、
今までの思い出がこみ上げた・・・。
ある時、私は海外へ旅行をする機会があり、
その直前に彼女から手紙をもらった。
以前からよくもらっていたのだが、
なぜかその時はフライト中に読んでくれと言った。
その時の私はまだ気づかなかった。
いわれるがまま、離陸した後に読んでみた。
その内容は衝撃的な事実だった。
彼女は二度と治ることない重い目の病気を患っていたのだ。
それを知った当時、私は号泣した。
男は泣くべきではないと自分にも戒めていた。
しかし余りにも突然な告白と、
私に心配させまいという彼女の気持ちが、
私の素の感情を誘った。
人はここまで涙がでるんだなと思った。
現地のホテルに着き、私は直ぐに電話をした。
彼女からの第一声は「ごめんね・・」と。
彼女はいつも私の気持ちの一歩先を読み言葉を発していた。
謝るのは私のほうなのに・・・。
今の彼女は自分の夢を叶えるべく、とある店を開いて一生懸命に働いている。
本当にありがとう。楽しかったよ。
heartz
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